リベラルアーツの扉:海外教養書を読む

田楽心&青野浩による読書記録

【お知らせ】リベラルアーツの扉【別館】を開始しました。

より多くの海外書籍を紹介するために、【別館】を試験的に導入しました。こちらも宜しくお願いします。 リベラルアーツの扉【別館】 https://liberalartsblog2.hatenablog.com/

パヴリーナ・R・チャーネバ 著『ジョブ・ギャランティの論拠 ――雇用保証はいかにして環境とコミュニティを再生し、つらい働き方を終わらせ、経済格差の是正を実現するのか』(2020年)/100点

紹介(評者・田楽心 Den Gakushin) 原題 著者について 巻頭言 はじめに 第一章 良い職のためのパブリックオプション 第二章 崩壊した現状の厳しい対価 第三章 ジョブギャランティー:新しい社会契約とマクロ経済モデル 第四章 しかし、その費用はどうやって…

エイドリアン・ウールドリッジ 著『才能の貴族 ―― いかにしてメリトクラシー(能力主義)は理不尽で古い社会を打倒し、現代世界を作り上げたか』(2021年)/70点

紹介(評者・田楽心 Den Gakushin) 原題 著者について はじめに 革命的なアイデア 第一部 優先順位、序列、地位 第二部 近代以前のメリトクラシー 第三部 メリトクラシーの勃興 第四部 メリトクラッツの行進 第五部 メリトクラシーの危機 おわりに メリトク…

アンジェラ・ネイグル 著『リア充を殺せ! ―― 匿名掲示板とカウンターカルチャーは、いかにしてオルタナ右翼を育て上げたか』(2017年)/80点

紹介(評者・田楽心 Den Gakushin) 原題 著者について はじめに オバマの希望からハランベの死まで 第一章 リーダー不在のデジタル反革命 第二章 逸脱のオンライン・ポリティクス 第三章 オルタナ右翼のグラムシ主義者たち 第四章 ブキャナンからヤノプルス…

プラックローズ&リンゼイ 著『特権理論:ポリティカルコレクトネス、アイデンティティポリティクス、フェミニズムはいかなる理論的根拠に基づいているのか』(2020年)/90点

はじめに(評者・田楽心 Den Gakushin) 原題 著者について 序論 第一章 ポストモダニズムーー知識と権力における革命 第二章 ポストモダニズムの応用的転回ーー抑圧を見えるようにすること (評者補足)応用ポストモダニズムの各理論について 第三章 ポスト…